「トップページに表示する項目はテーマカスタマイザー…」を消す方法
ダッシュボードにログイン中は管理者用のメッセージが表示されるのが一般的です。BizVektor(バージョン1.0.0以降)でも次のようなメッセージが表示されます。
トップページに表示する項目はテーマカスタマイザー画面あるいはウィジェット編集画面より、表示する項目や順番を自由に変更出来ます。
『メインコンテンツエリア(トップページ)』ウィジェットにウィジェットアイテムをセットしてください。
あくまで管理者のみに表示されないメッセージなので、1人で管理する場合はあまり気にする必要はありませんが、複数ユーザーで管理する場合や、お客様に納品する場合に非表示にしたいこともあるでしょうから、どのような仕組みで表示されるのかまとめておきます。
メッセージが表示される仕組み
「トップページに表示する項目は…」の部分はfront-page.phpで表示されています。具体的には次の部分です(18行目あたり)。
if ( is_user_logged_in() == TRUE ) { global $user_level; get_currentuserinfo(); if (10 <= $user_level) { ?> <div class="adminEdit sectionFrame"> <p>トップページに表示する項目は …略… ウィジェットアイテムをセットしてください。</p> </div> <?php } }
この表示部分では2つの「if」(if文)によって表示条件が設定されています。
最初のif文「if ( is_user_logged_in() == TRUE )」は、「ユーザーがログイン中の場合は」、2番目のif文「if (10 <= $user_level)」は「ユーザーの権限レベルが10以上(=管理者のこと)の場合は」です。 2つの条件を合わせると「管理者がログイン中の場合は」となります。 つまり、管理者ユーザーがログイン中の場合のみ「トップページに表示する項目は…」が表示されます。 たとえば、編集者として登録されているユーザーにはページを編集するための「編集」ボタンは表示されますが「トップページに表示する項目は…」は表示されません。 [caption id="attachment_9209" align="alignnone" width="500"] 編集者権限のユーザーには「トップページに表示する項目は…」は表示されない[/caption]
つまり納品先のお客様が「編集者」ユーザーしか存在しなければ、このメッセージを気にする必要はありません。
「トップページに表示する項目は…」を消すには
親テーマまたは子テーマフォルダにコピーしたfront-page.phpから上記のコードを削除すればメッセージを非表示にできますが、PHPスクリプトの編集に慣れていない方にはあまりおすすめしません。
代わりに子テーマのstyle.cssに次のCSSを入力して非表示にすることができます。
#content .sectionFrame { display:none; }
これで「トップページに表示する項目は…」が消えます。
その下の
※このエリアは「設定」→「表示設定」でフロントページの設定が「固定ページ」以外の場合は何も表示されません。
※フロントページに設定した固定ページの本文欄が未入力の場合も何も表示されません。
も非表示にするには、次のCSSを入力します。
#content .caption { display:none; }
これで「このエリアは…」が消えます。