WordPressで管理者がコッソリ見るアクセスカウンタを作成する(要Jetpack)

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WordPressの人気プラグインJetpackのアクセス解析グラフは便利ですが、自分のサイトを見ていて「このページのアクセス数を知りたい」と思ったことはありませんか?統計情報を見ればわかりますが、サイドバーにこのページのPVが表示されれば便利ですよね。管理者だけが参照できるように設定すれば、さらに好都合かもしれません。

管理者のみが参照できるアクセスカウンタ
管理者のみが参照できるアクセスカウンタ

ここでは、Jetpackがインストールされたサイトで、このページの直近1ヶ月のアクセス数がすぐわかるように、ページのサイドバーに「このページのアクセスカウンタ」を設置して、管理者だけが参照できるように設定してみます。

アクセス数の取得にJetpackプラグインを使います。事前にインストールしてWordPressとの連携までを完了しておいてください。

必要なプラグインのインストール

管理者専用アクセスカウンタの設置に必要なプラグインをインストールします。

PHP Code Widgetプラグイン

ウィジェットでPHPを入力できるように、PHP Code Widgetプラグインをインストールします。

PHP Code Widgetプラグインのインストール
PHP Code Widgetプラグインのインストール

Widget Logicプラグイン

設置したウィジェットに「管理者だけに表示」という条件を設定できるように、Widget Logicプラグインをインストールします。

Widget Logicプラグインのインストール
Widget Logicプラグインのインストール

管理者のみ参照できるアクセスカウンタの設置

「外観」-「ウィジェット」メニューで適当な場所にPHPコードウィジェットを設置します。

PHPコードウィジェットをサイドバーに追加
PHPコードウィジェットをサイドバーに追加

このウィジェットに次のコードを入力します。

<?php
global $post;
$jetpack_views = stats_get_csv('postviews', array('days' => 30, 'limit' => 1, 'post_id' => $post->ID ));
if (isset($jetpack_views[0]['views'])) {
    echo number_format($jetpack_views[0]['views']);
}
?>

このコードは以下のページを参考にさせていただきました。ありがとうございます。ここで紹介したパターン以外のデータを取得する方法も掲載されているので興味のある方は訪問してみてください。

【参考】Jetpackの統計情報を利用してWordPress個別ページにアクセス数表示を行う方法

このウィジェットを管理者のみ、個別記事のみに表示するため、「ウィジェットのロジック」に次のコードを入力します。

current_user_can('administrator') && is_single()
  • current_user_can('administrator') --- 管理者かどうかをチェック
  • is_single() --- 個別記事かどうかチェック

必要に応じてウィジェットにタイトルを付けて完成です。

作成したウィジェットのイメージは次のようになります。

管理者のみが参照できるアクセスカウンタの作成
管理者のみが参照できるアクセスカウンタの作成

「保存」ボタンをクリックすると設定完了です。

管理者としてログインして、気になるページをチェックしてみましょう。

管理者のみにアクセスカウンタが表示される
管理者のみが参照できるアクセスカウンタ

また、ログアウトしたりシークレットウィンドウなどで、管理者以外のユーザーには表示されないことも確認してください。

ここで紹介したのは「このページのアクセス数」です。サイト全体のアクセスカウンタで良いのであればPHPを入力する必要はなく、Jetpack付属の「ブログ統計情報」ウィジェットなどを使えば大丈夫です。

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