Lightningでmeta descriptionを表示/非表示する方法

Lightningのカスタマイズ

Lightningを使っていて「meta descriptionが表示されない」に気づいた方や、All in One SEO Packプラグインを併用していてmeta descriptionの重複が気になっている方に解決策を紹介します。

この記事はLightningバージョン6.2.0で検証しています。

Lightningでmeta descriptionを出力する

使っていて気づいたかもしれませんが、Lightningではmeta descriptionが表示されません。これは、meta descriptionがテーマ本体ではなく、Lightningと同時インストールが推奨されるVK All in One Expansion Unitプラグインから出力されるためです。

VK All in One Expansion Unitによって出力されるmeta description
VK All in One Expansion Unitによって出力されるmeta description

ですから、「Lightningでmeta descriptionが表示されない」はVK All in One Expansion Unitプラグインをインストールすれば解決です。

meta descriptionの出力対象になるのは、編集画面の「抜粋」(1)または本文の先頭からの抜粋(2)です。

meta descriptionの作成元
meta descriptionの作成元

meta descriptionの作成ルールをまとめておきます。

meta descriptionの作成ルール
  • 「抜粋」に入力されている場合は、その内容をmeta descriptionに
  • 「抜粋」が入力されていない場合は、本文の先頭からの抜粋をmeta descriptionに

これにより、meta descriptionが作成されます。

meta descriptionを出力しない

All in One SEO Packプラグインをインストールしてmeta descriptionの自動生成を使っている場合は、meta descriptionが2回出力されてしまい、Google Search Consoleに警告が表示される場合があります。

meta descriptionの重複
meta descriptionの重複

その場合、いずれかのmeta description機能を無効にする必要があります。

All in One SEO Packの方を無効にする

All in One SEO Packプラグインのmeta description自動生成を無効にするには、「All in One SEO」‐「一般設定」メニューで「ディスクリプションを自動生成」のチェックを外します。

All in One SEOのmeta description自動生成を無効に
All in One SEOのmeta description自動生成を無効に

VK All in One Expansion Unitの方を無効にする

Lightning(VK All in One Expansion Unit)からのmeta descriptionの出力を停止するには、「VK ExUnit」メニューで「メタディスクリプションタグを出力」のチェックを外します。

meta descriptionを出力しない
meta descriptionを出力しない

または、次のコードを子テーマのfunctions.phpに入力してmeta descriptionの出力を停止することもできます。

remove_filter( 'wp_head', 'vkExUnit_render_HeadDescription', 5 );

これにより、VK All in One Expansion Unitプラグインを有効にしたままmeta descriptionの出力を止めることができ、meta descriptionの重複が解消されます。

meta descriptionの重複が解消する
meta descriptionの重複が解消される