パーマリンク、途中で変更しても大丈夫?
個々の投稿や固定ページのパーマリンクを途中で変更したくなることもありますよね。
たとえば、次のように連番にしてしまったブログ記事。
https://nishizawashoten.com/4872.html
こんな感じでURLにキーワードを入れておけばSEO的に有利?
https://nishizawashoten.com/book-word-count
そんな噂が気になって「設定」‐「パーマリンク設定」メニューで設定を変更しようと思った方、ちょっと待った!
どうなるか、試しに変えてみます。
個々のページのパーマリンクも付け直します。
これで良し!SEO対策もバッチリ!そう思うのは危険です。
これまでの検索結果は、どうなってますか?元のURLのままですよね。
ということは、ここからアクセスしてくると、どうなるでしょうか?
「ページが見つかりません」になります。
どういうことか、整理しましょう。URLを変えてしまったので、これまでの検索結果からのアクセスが無駄になってしまうのです。
もちろん、変更前後のURLのリダイレクト設定は可能ですが、ページ数を考えると面倒な場合があります。ですから、すでにホームページ運営歴が長い場合は、パーマリンク設定を安易に変更するのはおすすめできません。
その代わりに、個々のページのURLを自由に変更できるCustom Permalinksプラグインなどを使った方が無難です。
使うには、Custom Permalinksプラグインをインストールします。
このプラグインは、これまでのパーマリンク設定を変えることなく、個々の投稿や固定ページのパーマリンクを変更できる便利なプラグインです。古いページへのアクセスは新たなページに転送されるので、「ページが見つかりません」になる危険もありません。
さっそく、URLを変えたいページのパーマリンクを設定してみましょう。編集画面を開くと、パーマリンクが薄く表示された状態で、変更可能になっています。
あとは、自由に変更しましょう。
「更新」ボタンをクリックすると設定完了です。言うまでもありませんが、他のページには影響ありません。
問題は、検索結果をクリックしたときの挙動です。検索結果から古いURLをクリックして確認してみましょう。
今度はURL変更後のページが正しく表示されます。
これで安心して個々のページのURLを変更できますね。ただし、古いURLを表示しても正しく新しいURLのページが表示されるかチェックして、プラグインが正しく動作しているか確認することは重要です。
パーマリンク設定が気になっている方は、ぜひ、お試しください。