会議室予約システムなどのフレキシブルな利用時間に対応するMTS Simple Booking ビジネス版
WordPressで予約システムを作成できるプラグイン「MTS Simple Booking C」を使っている方、こんな課題を抱えていませんか?
- コースを指定できれば…
- 開始時間をフレキシブルに設定できれば…
- 会議室とかエステの予約は利用時間がバラバラなので…
ひとことで言えば、自由に選んでもらった利用時間を予約カレンダーに反映できれば最高!ということではないでしょうか。
予約対象の「予約品目」にオプションを追加することができるので、「コース選択」などに活用できます。
フレキシブルな利用時間に対応するには、「予約延長数」を使います。その仕組みは「30分コース」と「60分コース」があるとすれば、60分コースを選んだときは30分コースを2コマ予約するということです。
通常の30分に加えてもう1コマ延長で予約するので「予約延長数」に「1」と入力します。
これにより、30分コースの予約は1コマ、60分コースのときは2コマ(つまり30分×2で1時間)が予約されます。ただし、この例では時間割を30分単位にしておく必要があります。
この例では1コマを30分に設定しているので「予約延長数」を活用することで、60分、90分、120分など、30分の倍数でフレキシブルな利用時間に対応できるようになります。
仕組みは複雑そうですが、予約フォームはスッキリしているのでお客様がコマ数を意識することはありません。予約時に迷うことはないでしょう。
エステや会議室予約のように利用時間がバラバラになるサービスには便利な機能です。単純に利用時間を選ぶ会議室予約のフォーム例を紹介しておきます。
オプション設定の「予約延長数」は次のように指定しています。最小の30分では1コマを予約するだけなので予約延長数は「0」ですが、60分、90分と利用時間が増えるにつれて追加で予約するコマ数を1つずつ増やしておきます。
これにより、利用時間が3時間の場合は6コマをおさえることができます。
もちろん、他のオプションと併用できるので利用時間や備品レンタルのオプション項目を設定して、それぞれに課金していくこともできます。
動作イメージは以下のページも参考にしてください。
MTS Simple Booking ビジネス版のサンプル(会議室予約)
この機能では、長時間の予約に必要なコマ数が空いていなければエラーメッセージを表示して予約させないようにできています。たとえば、次の例では、12時から予約が入っているので、午前10時から3時間の予約はできません。
予約フォームで3時間を予約しようとするとエラーメッセージが表示されて先に進めません。
※エラーメッセージは筆者がカスタマイズした内容になっています。また、長時間の予約で終了時刻が営業時間を超えてしまう場合もエラーメッセージが表示されます。
このように予約フォームの「オプション設定」や「予約延長数」を使うとエステや会議室に限らず、利用時間がバラバラになる予約系のビジネスに対応できるようになります。無料版のMTS Simple Booking Cでは使えないので、興味がある方はMTS Simple Booking ビジネス版の購入をご検討ください。
▼MTS Simple Booking ビジネス版の購入
https://app.mt-systems.jp/