WordPressを多言語に対応させるWPMLプラグイン
オリンピックや外国人観光客の増加に伴い、WordPressサイトの多言語化が気になっている方もいるかと思いますが、WordPressサイトの多言語化といえば「WPMLプラグイン」です。
WPMLでは「言語スイッチャー」をクリックして英語版、フランス語版、中国語版など各言語に切り替わるような定番の多言語対応サイトを作成できます。
国旗をクリックすると各言語に切り替わります。
こうした多言語サイトを管理する方法はいくつかあります。古典的には日本語版のサイトを完成させて、英語版は「en」、フランス語版は「fr」など別々のフォルダにコピーして翻訳するのが定番かもしれません。
そのような古典的な方法では更新、管理が面倒ですが、WPMLプラグインを使うと効率的に多言語サイトを作成、管理できます。
WPMLによる多言語化のコンセプト
WPMLプラグインでサイトを多言語対応させるコンセプトは「一元管理」です。1つのサイト(1つのダッシュボード)で複数言語のサイトを作成、更新、管理することができます。
大きな特徴は、日本語版(に限らずメイン言語のコンテンツ)を作成すると、その他の言語用の編集画面を開けることです。
開いた編集画面には、日本語の原文コンテンツをコピーして翻訳作業を進めることができます。
言うまでもなく、このページは日本語版を上書きするわけではありません。英語版の独立したページとして保存されます。
ページのアドレスは各言語ごとに「フォルダ管理」しているようなURLに設定できます。たとえば、英語版のページは「http://example.com/en/…」になります。
対応させたい言語はメニューでチェックするだけです。
チェックした言語に応じて言語スイッチャーが表示されます。
メニュー・サイト名・カテゴリーなども翻訳可能
WPMLプラグインでは投稿や固定ページを翻訳できるだけでなく、メニューやサイト名、カテゴリーなども翻訳できます。
サイト名やキャッチフレーズには「ストリング翻訳」で訳語を割り当てることができます。
まとめ
WordPressサイトを多言語対応させるWPMLプラグインの機能は、この記事で紹介しきれないほど充実しているので、このサイトでも少しずつ紹介していきます。
WordPressサイトを多言語対応させたい方は、ぜひ、お試し下さい。